業界の慣習からも相場からも解放されよう。

〜blog『relax&focus』より転載〜

理想の生活を思い描く

フリーで仕事をするとなった際に
頭を悩ませるのが値決め問題。

ついつい市場の相場感で
値段を決めてしまいがちです。

しかし、その時点で
“フリー”じゃないです。

もちろん、生活をしていくために
稼ぐべき最低限度額があり、
そこは死守しなければいけませんが、
そこから先は自由に設定できます。

ここで相場に引きずられることなく
自分で値決めをしたいです。

このときのよりどころとなるのは
自身が目指すライフスタイルです。

週に3日は趣味に時間を使いたい。
高級車を乗り回したい。
都心の大きなマンションを購入したい。
毎日ミシュランの店で食事したい。

これらをすべて叶えるのは
さすがにムリだろうと
瞬間的に反応しがちです。

実際に難しいことです。

しかし、チャレンジする
価値はあります。

どんな値段を設定すれば
こうした生活が可能かを
まずは計算しましょう。

2種類の売上

売上には2種類あります。

時間を捧げる(比例する)売上
     と
そうでない(比例しない)売上

フリーランス自身が自分の時間を
捧げる売上には頭打ちがあります。

自分ひとりでかけられる時間は
限られていますので。

しかし、時間に比例することなく
増えていく売上もあります。

たとえばイラストレーターの描く
LINEスタンプや、
フォトグラファーの絶景写真など。
作家の文章もそうでしょう。

これらは制作にこそ時間はかかりますが、
一度制作したら後は量産されます。

こうした売上を構築できれば、
天井なしに増えることもありえます。

もちろん、そうした世界で
ヒットを続けることには
並大抵ではない難しさが
あるでしょうが。。。

俗にいうビジネスモデルというものを
既存の枠組みを超えて他業種からの
ヒントも加えて組み立てます。

われわれ税理士業界でも
顧問料という収入に
とらわれないスタイルが
徐々に増えています。

可能性は無限にあります。

そこを考え、先に実行した人は
おそらく大きなリターンを
得ることでしょう。

そのためにも、
考える時間を確保することは
大切だと感じています。

理想が叶わないならそのときは

優先順位を決めていきます。

例とすると、
家族との時間
仕事


食事
趣味
こうした願望があるとします。

何を優先するかは自由です。
そして、何を後ろに回すかも自由です。

同業フリーランスと
横並びにならないためには
こうしたアプローチで
値決めすることも有効です。