飲食店や雑貨販売店などでの現金管理に思うこと。
〜blog『relax&focus』より転載〜
オススメの方法
売上の入金と支払の支出を
別財布で管理する方法が
オススメです。
レジのお金は売上の受取りのみ。
現金での支払いが生じても
そこから支払っていけないルールです。
支払いように別途財布を一つ設け、
そこから支払うようにします。
![スクリーンショット 2018-04-03 15.04.14.png スクリーンショット 2018 04 03 15 04 14](http://ishitax-blog.jp/wp-content/uploads/2018/04/f52a0245366eb616cbbb23a028ca95f9.png)
ポイントは、
売上代金から支払をしない
です。
こうすれば、
営業が終わったときのレジのお金は
オープン時のレジ金 プラス 当日売上
になるはずです。
店を閉めた後のチェック作業が
簡単に済ませられます。
また、毎日の売上を
銀行口座に入金する際にも
単純にその日の売上を入金できるため
お金の動きがわかりやすいです。
銀行口座も、売上入金用と
経費支払用の2つを準備して、
毎月売上管理口座から
支払用口座に一定額を
送金する仕組みにすれば
両方の通帳を見ただけで
おおよその利益が
把握できて便利です。
![スクリーンショット 2018-04-03 15.04.23.png スクリーンショット 2018 04 03 15 04 23](http://ishitax-blog.jp/wp-content/uploads/2018/04/dcef10ee51f2acfad8b73b9fb70d6802.png)
やってはいけない方法
こちらは逆に、
売上代金が入っているレジから
支払代金を払ってしまう方法です。
この場合、営業が終わったときの
レジの残金が売上累計と一致しません。
支払った領収証・レシートを持ってきて
それと差し引きして残金を合わせないと
いけません。
手間が増えます。
また、このあと銀行口座に入金する際も
売上代金と経費がミックスされた
あとで追跡しにくいお金が入金されます。
![スクリーンショット 2018-04-03 15.04.32.png スクリーンショット 2018 04 03 15 04 32](http://ishitax-blog.jp/wp-content/uploads/2018/04/0b612f78b97f184654280df3d1c15201.png)
結果、管理がずさんになりがちです。
やることの煩雑さもそうですが、
管理しようという気力を減退させることが
この方法の一番のデメリットです。
仕組みはシンプルでありたいです。
現金以外の決済が楽チン
決済導入のためのツール
現金以外での決済というと
クレジットカードが一般的です。
そして、交通系ICカードなども
最近は浸透しています。
こうしたツールでの決済を導入するには
それを受け入れる準備が必要です。
手軽なのは『Airペイ』。
Airペイ(エアペイ)|スマホでクレジットカード決済導入・ApplePay対応
iphoneもしくはipadなどのタブレット端末と
専用のリーダー(現在は1台を無料貸与中)を使い、
3.24〜3.74%の手数料がかかりますが、
クレジットカードやICカードでの決済を
可能にすることができます。
また、Airレジとセットで使えば
売上データの収集も容易に行えます。
利用店舗数No.1のPOSレジアプリ【Airレジ】 | iPad対応 無料レジアプリ
残念なのは、Androidに
対応していない点です。
Android対応のものですと
『Square』というサービスがありますが
こちらはICカード決済に対応していません。
Square (スクエア)|スマホでカード決済・POSを始める
現金決済をなくすのもアリ
これらは現金決済の
代替手段として
準備されることが多いですが、
現金決済を不可にすることも
一つの方法としてありです。
実際にそういった店もあります。
もしそれが実現すると、
店側としては
毎日のおつりの準備や
店舗での現金管理が
不要になります。
こうした手間を省けるのであれば
3%程度の手数料もじゅうぶんに
検討に値するでしょう。
3%という数値だけをみれば負担ですが、
そこにかかっている人件費を考えると
そう高くないはずです。
あとはお客さんにとって不便に
ならないかどうか、ですよね。
わたしは今どき現金でしか
支払えない店の方がイヤです。
友人の店では現金払いをしますが。。。
できればカード数枚だけで
生活できるような世の中に
早く切り替わってほしいと
切に願っています。